LIVE + RALLY PARK.(ライブラリーパーク)

TALK LIVE/仙山生活圏と新たな観光の可能性

2018年3月24日、LIVE + RALLY PARK. (ライブラリーパーク)で開催された「North Japan Exhibition 東北 暮らしの展示会」では東北のキーパーソンによるTALK LIVE(全7回)が行われました。
山形市の佐藤孝弘市長と仙台市の伊藤敬幹副市長のおふたりをお迎えし、東北芸術工科大学の馬場正尊教授がモデレーターとなったトークライブ第5弾のテーマは「仙山生活圏と新たな観光の可能性」。それぞれの都市の隠れた魅力について、そして仙山連携のこれからついて語られました。

以下、その模様の一部をお伝えします。
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左より、仙台市の伊藤副市長、山形市の佐藤市長、そして東北芸術工科大学の馬場教授

馬場:このイベントは東北6県からゲストを招き、東北の魅力をこの縁側で語り合うという企画です。今日はめっちゃ豪華ゲストで、山形の佐藤市長と仙台の伊藤副市長においでいただいています。ちょっとラフな感じで一個人として気軽にお話いただけると嬉しいですね。
LIVE+RALLY PARK.は、勾当台公園の日常の中にカフェを作り新しい人の流れを作ろう、そして東北6県の日常の魅力を発信する場所を作ろうということから誕生しました。名前には「図書館」の意味もあるんですが正確にはスペルが違います。「東北の生き生きとしたLIVERALLYしていこう、繋いでいこう」といった意味を込めているんですね。
なぜ仙台市はこういうことを始めたのでしょう。まずは仙台の伊藤副市長にその意図を簡単にご説明いただきたいのですが。

仙台・伊藤副市長:これまで東北はそれぞれバラバラに動いてきました。東北みんなでお祭りを一緒にやったりはしましたが、東北が一体となれるような「場」はなかった。その「場」が欲しくて、あまりお金をかけず、あまり大げさにせず、作ってみようということです。

馬場:実際この建物は木材だけで作ったシンプルなカフェで、わずか2週間で作られました。これでも十分!って感じですよね。みなさんの周りにある屋台も学生たちと仙台市のみなさんで一緒に作った手作り感溢れるものになっています。

山形・佐藤市長:雑然としたまちの魅力を感じますね。今日は「カジュアルな格好で来てください」って言われたのでスーツじゃないんですけど、スーツだとかえって浮いてしまう感じがして、それがまた非常にいいですね。

馬場:「カジュアル」というお言葉通り、この場所で表現したかったのは、日常にこそ最も観光的な価値があるんじゃないかということでした。東北の人々の日常的な生活こそ魅力的ではないか。だからそこをしっかり見せていこう、と。
さて、山形と仙台、日常の魅力というと例えばどんなものがあるでしょう。

山形・佐藤市長:温泉、日本酒、オーケストラはいいですよ。蔵王温泉が有名ですけど、まちにある日帰り温泉もいいです。日本酒は県内に多くの酒蔵があり、山形市内にも3つあります。大きくはなくとも丁寧な仕事をされる酒蔵ばかりで、市民はうまい酒を日常的に飲んでますよ。もうひとつは山形交響楽団。設立から45年を迎えた大変レベルの高いオーケストラで、その音楽を日常的に聞くことができるのはとても恵まれていると思います。

馬場:市長も普通にふらっと温泉に行ったりするんですか。

山形・佐藤市長:日帰り入浴とか、しょっちゅうですね。

馬場:お酒と温泉とオーケストラ。その組み合わせが絶妙な山形に対し、仙台はいかがでしょう。

仙台・伊藤副市長:仙台にもオーケストラがあります、仙台フィルハーモニー管弦楽団。震災以降、仙台フィルは復興コンサートを続けてきまして、お寺の境内や小学校や避難所や仮設住宅などでのアウトリーチ型の演奏を積み重ねて、実に760回を数えました。市民にとってオーケストラというのが遠い存在ではなく、日常になりつつあると感じますね。

馬場:仙台フィルも含めて、仙台は道路などのパブリックスペースや公共空間でのアクテビティが充実していて、都会的な良さを感じます。

仙台・伊藤副市長:どこかで毎日のようにイベントが開かれている、というのが仙台の日常ですよね。市民のみなさんが楽しみに行くところがどこかにある。そういう場がもうひとつここに増えたことは嬉しいですね。

馬場:イベントや出来事を仕掛けよう、能動的にやろうという市民のスピリッツが脈々と息づいてる印象があります。

仙台・伊藤副市長:定禅寺ストリートジャズフェスティバル光のページェント、グリーンループ仙台。どれも市民のみなさんが「これやろうよ。やったら面白いんじゃないかな」っていう形で進められて来て、今やすごい規模にまで成長しました。志ある市民の方が仲間とともに作ってきたそのうねりのような市民力は、本当にすごいですね。

馬場:そういった力の蓄積のようなものが、こうして東北中からたくさんの人やモノを集める呼び水になっているようにも感じますね。

仙台・伊藤副市長:仙台が閉じてると「仙台だけいい思いして」とか「仙台のひとり勝ち」なんて言われてしまいますから。でも、そうじゃない。仙台はいつもオープンですと伝えたい。その現れがこの場所だと思うんです。

山形・佐藤市長:山形市は城下町で、長く続くものが多いまちです。例えば100年企業の数も京都に次いで多いんですが、そうした長く続いてるものに対して現代的な要素も加えて様々な動きを起こして行きたいと思ってます。
馬場先生からも主導していただいているエリアリノベーションもまさにそれですね。既存の建物をリノベーションし、若い方が活発に商売したり、イベントしたりということがどんどん進んでいます。つい先日も「gura」という名の施設がオープンしたばかりです。土地は行政が提供したのですが、土蔵と石蔵を組み合わせた建築物となっておりまして、山形食材を使った美味しいイタリアンレストランと、伝統工芸品を並べたショップ、そしてイベントスペースから構成されています。そのような動きが同時多発的に起こっていて面白くなってきています。

馬場:確かに、山形には脈々と蓄積された文化の魅力がありますね。酒蔵や温泉といった文化が全部生活に溶け込み、そこに新しい芸術とか表現が融合した動きが今まさに起こってる、と。

山形・佐藤市長:人材の面から見ても、東京のIT企業が地方にサテライト支社を作って移住をサポートするような動きもあって、一旦は東京に出ていた人が地元に帰ってきても仕事できるような働き方の可能性もすごく広がったと思います。

馬場:山形の東北芸術工科大学の学生も、昔はとりあえず東京に就職するっていうイメージでしたが、今の学生たちは一回出てもいいけど最終的にはやっぱり地元に戻って、地に足をつけてしっかりいい仕事をしたいと言うんですね。東京にも出稼ぎには行くけれど、フットワーク良く行ったり来たりすればいいじゃないか、というタイプの働き方なんです。

山形・佐藤市長:よく2地域居住って言いますよね。それを例えば、3地域で、東京、仙台、山形のフィールドにぐるぐる周りながら活動するっていうあり方があっていいんじゃないですかね。

馬場:そうですね。多分そういう世代がどんどん台頭してくる気がします。仙台も、支店カルチャーだとか、流入も流出も多いとか言われたりしますけど、人材という視点で見ると仙台にはどのような可能性や問題があるでしょう?

仙台・伊藤副市長:ダム機能をどこまで果たせるかが重要な点です。仙台は大学や専門学校など学校が多いまちなので若年比率が非常に高い。ですが、仕事がなければここに留まるすべがなく卒業時に首都圏に出ざるを得ない。若い人が入ってくるのに、ダムにならずに出て行ってしまう、というわけです。
これはぜひ山形市さんとも相談したいのですが、ここで起業できる素地を作って、仙台の得意な分野、例えばITも相当集積していますけど、そのITと山形のものづくりをうまく融合させるような産業を創出して行くことが必要なんじゃないでしょうか。

馬場:まさにそうですね。今日のお題は「仙山生活圏」ということで仙山連携がテーマですけど、山形と仙台はどちらも県庁所在地で、間に奥羽山脈という大きな山に隔てられはいてもわずか1時間で移動できるくらい近い。全然違う表情や魅力を持った2つの都市が、どんな連携や補完関係となりうるのかを少し話して行きたいと思います。
先ほど産業の連携というお話がありました。生活圏や産業圏という意味で、伊藤副市長はどんな連携の可能性があると思われますか。

仙台・伊藤副市長:両方に本社があるようなイメージの企業体を目指すべきじゃないでしょうか。仙台でやった方がうまく回る産業もあれば、山形でやる方が生産性が高いものもあるはず。車で1時間という、行き来にはなんら障壁がない距離ですから、こちらから日常的に山形に行って仕事をし、山形の皆さんもこちらに来て仕事をする。それが週に3日ずつあってもいいじゃないかと思います。

馬場:たしかに。仙台と山形を別々ではなくひとつにまとめて考えて、それこそ山形の温泉の日常を味わう日もあれば、仙台の都市的な日常を味わう日もある。そんな使い方は確かにあるかもしれませんね。

仙台・伊藤副市長:県庁所在地同士が隣り合ってるところが日本にいくつかあるんですけど、ご存知ですか。ひとつは仙台と山形です。もうひとつは京都と大津です。で、京都と大津は一緒になって比叡山という観光スポットをPRしているんです。

馬場:なるほど。

仙台・伊藤副市長:仙台と山形も、蔵王という観光スポットを一体化して考えられるんじゃないか。また、海外ではよくツインシティと言って、隣のまちと一緒になって市の発展を考えていますね。そんなふうに、それぞれの市という考えじゃなくて、一体で考えてもいいんじゃないかと思います。

馬場:なるほど。佐藤市長はどのように見てますか。

山形・佐藤市長:私は市長就任後すぐ仙台市長さんとお話をして、山形市と仙台市で連携協定を結びましょうと。

馬場:その連携協定は佐藤市長がお声がけを?

山形・佐藤市長:そうです。私がお声がけして、平成2811月に協定を結びました。伊藤副市長がおっしゃったダム機能を果たすためには、ひとつの経済圏として大きい方がいい。仙台市と山形市にはその素地があります。「都市間競争」という言葉がありますが、競争はエリア間でいい。仙山圏というエリアで発想する次元でないと。ですから伊藤副市長がおっしゃったような連携は当然だと思います。

仙台・伊藤副市長:仙台の人からすると山形って日常的に行ったり来たりしてるんで、近くの友達、遠くの親戚みたいな感じというか。一体感みたいなものを感じているのかもしれません。

馬場:実際、このLIVERALLY PARK.の企画も、首謀者の本郷さんは仙台の会社の人ですが、グラフィックデザインや家具は山形の芸工大の卒業生や学生が作りました。県境を超え、山形と仙台のコラボで出来てます。仙山連携の象徴みたいなものかもしれません。
佐藤市長は、仙山生活圏、連携に対して、今後どのような可能性がありそうですか。

山形・佐藤市長:観光での連携がすでに始まっています。山寺には外国人の方かなり来るようになりました。みんな仙台から仙山線に乗って来るわけです。で、山寺駅で降りて観光してというパターン。海外目線でみると仙台も山形も一緒ですからね。

馬場:そうですね。

山形・佐藤市長:仙台市も山形市もエリアとしては同じで、しかも海外の方は距離を苦にせずどこでも出かけて行きますから、これをコースとして定番化したいですね。まさにこの場所がそうであるように、仙台市さんは東北エリアのゲートウェイですから、仙台を東北の入口として各地に散っていく。そして仙台にまた戻って来て帰路につく、ということを全面に打ち出されておりますので、それは大歓迎ですよね。
また昨年、山形市は台湾の台南市と友好協定を結びました。実は仙台市さんも台南市と友好協定を結んでいます。ですから、これもまた三角形の交流ができる。今年秋に仙台で大きな復興博覧会みたいなのがありますので、そこでも仙台市さんと相談して「仙山」ということでPRして行きたいですね。

仙台・伊藤副市長:海外にプロモーションに行くと、九州はひとつにまとまって行くんですね。そうして、お金をかけてドーンとキャンペーンするんです。なのに東北は6県バラバラ。だから海外の行った先で「あれ、来週秋田の知事来るよ」みたいな話題になって「何やってるのあんた方」っていう話になったりする。まとまってやれば、向こうに対するアピール度もだいぶ違って来るはずです。

馬場:海外に向けては、バラバラではなく「仙山」みたいなブランドイメージでの発信がすでに始まりつつあるってことですね。

仙台・伊藤副市長:ひとつ残念なことに、東北の場合、二次交通が充実してないんですね、仙台空港から仙台市内に入るのは比較的楽ですけど、仙台の周りのエリアへ回っていただくっていうところをどう機動的かつ定時性を持ってやれるか。仙山線の問題が出て来るわけです。

山形・佐藤市長:時間通りに来て時間通りに着くというのは旅行において非常に重要ですよね。冬の仙山線はどうしても遅れたり止まったりが多いですから。アジアの人にとっては雪が魅力ですから、冬の山形はいくらでも見ていただけるんですけど、移動でリスクがあるのはまずい。仙山線の機能強化の勉強会を仙台市さんと進めたいですね。

馬場:なるほど。市長、副市長の会話ですから、どうしても大きな話になりがちなんですけど、今回このLIVE+RALLY PARK.でテーマにしようと思ったのは観光ではないんです。どちらかというと「ツーリズム」といった方が感じとしては近い。今までの観光だったらスピード感を持っていろんなとこを見て回るような感覚でしたが、次の時代の観光はもっとゆったりとひとつのところに居て「ちょっと電車が遅れたけど雪の中に佇む30分もいい思い出だね」って言えるようなイメージなんです。そんなツーリズム目線から見たときに、山形や仙台にどういう味わい深さがあるのかを共有しながら、次の時代のツーリズムの作戦を話していけたらと思うのですが。

山形・佐藤市長:理想的ですよね。ゆっくり滞在してもらって日常に近いものを体験してもらうっていうのは。
昨年、IBMさんの「スマーター・シティーズ・チャレンジ」っていうのがありまして、世界各国から応募があるなか、山形市が選ばれまして、IBMの調査団が山形市に来て課題解決の提案をしてくれたんです。こちらが出したテーマは「インバウンド」でした。で、山形のキラーコンテンツはなんだっていうと、IBMが出した答えは「山形の1番のコンテンツは人」だそうです。

馬場:!?  それはすごいですね。

山形・佐藤市長:まちの調査に入った彼らに対して、例えば地元の神社の祭りで御神輿が出てて、それでふらっと通ったときに、神輿のおじさんが来て「酒飲め」って酒飲ませて、自分の半纏着せて「ちょっと担いでみろ」だとか、非常にフレンドリーだったわけですよ。でも、さすがにそれは市の職員が隣にいたからこうやったんじゃないかと、彼らは疑ったわけです。でも、そうじゃなかった。彼らは彼らの自由時間の中でいろんなところに行って会話をしたりして調査していた。でも、やっぱりそういうなかでも、非常に温かい交流があったらしいんです。

馬場:山形の人って少しシャイな感じがあるんですけど、商売をちゃんとしてきた土地柄だし、コミュニケーション能力もみんなすごい高いし、自己表現能力が高いんですよ。人の魅力みたいなものがじわじわ来て、若い世代のクリエイターたちも表現力がすごくあって、レベルがめちゃくちゃ高い。農業やってるおじいちゃんとかおばあちゃんも、自然の環境とか空気とか感じ考えながら作物を作るクリエイティブな人たちですし、もちろん芸工大で油絵描いてる人もクリエイティブですし。それをフラットに見てきたので、人の魅力をじわーっと炙り出すようなプロジェクトを山形でやれないかなってぼんやり思ってたところでしたから、IBMが「人」っていうエッジを立てたっていうのは、「おっ」って感じがしましたね。

山形・佐藤市長:観光としては認識されてないけど、隠れた魅力として、地元の人が普段楽しんでるものをじわじわと伝えていければなと。そういう意味では可能性はまだまだあるんですね。

仙台・伊藤副市長:山形といえば「ひっぱりうどん」じゃないですか。海外の方を民家に呼んで、鯖缶開けて納豆入れてみんなでうどんひっぱって食べさせたら喜ぶんじゃないですか。

馬場:納豆と鯖缶をぐちゃぐちゃにしてそこに醤油かけてうどん入れて、ぬるぬるで全然掴めないという、九州出身の僕から見ると衝撃の食べものですね。

仙台・伊藤副市長:いいと思うんですよ。

馬場:いいですね。

仙台・伊藤副市長:仙台でまさに「アキウツーリズムファクトリー」というツーリズムの名を冠した会社ができたんですよ。国家戦略特区で、エンゼル税制が初めて適用される第 1号プロジェクトです。
国内外を問わず、秋保の日常を観光客に体験してもらいたい。山登りをしたり、自転車乗ったり、川下りしたり、これまで観光としてやってなかったものを事業としてやっていこうっていう会社です。秋保に来たら温泉入って酒飲んで帰るっていうところから脱して、何日か滞在してもらって秋保を満喫し尽くすというようなイメージでしょうか。

馬場:まさに、このLIVE+RALLY PARK.の企画運営をしているSDCとか芸工大チームも、こういう企画を通して地域とかまちとかエリアに対して新しい魅力の発見の仕方を学ぶという体験をした気がするんです。毎回縁側トークでいろんなゲストを呼んで、東北の各県から「この人、気になる」っていう人の話を聞いてるんですけど、いろんなトライアル、いろんなことをしてる人たちがいました。そういう人たちがたくさん居て、本当に魅力的で、噛めば噛むほど味が滲み出るなあと思いました。

山形・佐藤市長:東北人無口伝説ってあるじゃないですか。

馬場:ありますね。

山形・佐藤市長:全然そうじゃないですよね。よく喋るし、よく笑うし。

仙台・伊藤副市長:ただね、噛めば噛むほどいい味出すんだけど、噛むまでが大変なんですよ。

馬場:確かに。

仙台・伊藤副市長:噛めば本当に美味しいのに、噛ませない。そういうところがあるなって時々思うんですよね。

馬場:こういう機会やこういう場をきっかけにして、LIVE+RALLY PARK.っていうWebサイトで、人から紹介していく土地の魅力を伝えて行きたいと思いますし、また日常という意味では、例えば共有の財産である蔵王に眠っている別荘や空き物件をリノベーションして宿に変えるプロジエクトをやってみたり、なにかしら日常を体験できる機会を頑張って作っていきたいなって思っています。東北だからこそやれそうなことかな、と。

山形・佐藤市長:そうですね。体験すると本当にいいものであっても、まずは知る手段が重要ですよね。ひっぱりうどんもそうですけど、そんな食べ方があるなんてちょっと来ただけではわからない。山形市の中心市街地から車で10分くらいのところに、夏には蛍がたくさん見られる場所があるんですけど、地元でも知る人ぞ知る場所です。そういう山形を楽しみ尽くそうと思ったら、実はまだまだたくさんあるんですね。

仙台・伊藤副市長:最後にひとつ宣伝させてください。今、定禅寺通りの妄想計画をやってます。
この定禅寺通りを、日常として、ページェントの時とかジャズフェスの時以外でもみんなが楽しめるようにしたいとか、そのためには車を止めなきゃならないとか、歩道に屋台が出たらいいとか、いろんな妄想を募集してるんです。全国チェーンばかりが並ぶ単なるプロムナードみたいなこの定禅寺通りが変われば、まちがどんどん変わって行くと思うんですよ。さらにこの勾当台公園と一体化していろんな人が集えるようになるし、老若男女が朝昼晩と様々な姿で日常の風景を作っていく、そんなことを考えています。ぜひ皆さんの妄想をお寄せ頂きたいです。

馬場:仙台市の新しい挑戦ですね。定禅寺通りや勾当台公園、西公園など大きいパブリックスペースを日常的に楽しむ空間に変えて行こうぜっていう。そういう風景ぜひ見てみたいですね。
さて、影が差して寒くなってきましたね。
こうして山形と仙台の魅力を複合的にうまく組み合わせながら仙山生活圏を改めて構築し、連携を深め、面白いエリアになっていけばいいですね。今日は本当にお忙しい中、山形市長と仙台副市長においでいただきましてありがとうございました。